わずか10数秒で…主役を奪った“柳田2世” 衝撃の打球に釘付け「インパクトありすぎて」

バンデンハーク氏と栗原の対決動画に映りこんだ男
ソフトバンクの春季キャンプで8日、臨時コーチを務めているリック・バンデンハーク氏が打撃投手として栗原陵矢内野手との“元同僚対決”が実現。しかし、この動画がYouTubeで公開されると、ファンからは意外な視点からの反応が出ていた。
オランダ出身のバンデンハーク氏はMLB、KBOを経由して2014年にソフトバンクに入団。2017年と2018年に2桁勝利を挙げるなど、6年間で43勝を挙げた。2021年にヤクルトに移籍し、2022年に引退を発表した。身長195.6センチの長身から投げ下ろすようなフォームは39歳になった今でも健在。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルでは、栗原相手に投げ込む動画が公開された。
動画のコメント欄では同氏を懐かしむ声がある一方で、一部のファンの注目は別の部分に集まった様子。動画の冒頭10数秒にはキャンプA組スタートとなった笹川吉康外野手の打撃練習が映っていたことから「笹川選手の打球エグすぎる……」「いや最初の笹川の打球がインパクトありすぎてバンデンハークと栗原が薄れてるw」「笹川またデカくなった!? 期待しかない!」などのコメントが書き込まれている。
2020年ドラフト2位で横浜商高からソフトバンク入りした笹川。昨季はウエスタン・リーグで54打点をマークして打点王となり、1軍デビューを果たして初本塁打も記録。194センチ、92キロの体格を誇り、柳田悠岐外野手のかつての背番号「44」を背負うこともあって“柳田2世”として期待を集める。懐かしい助っ人の登場も嬉しい話題だが、それよりも未来の主軸候補の打撃がファンの心には刺さったようだ。