山本由伸「開幕を楽しみに」 5回7Kで“万全調整”…18日にカブス今永と投げ合い

5回1失点、7三振を奪う力投…18日の東京開幕へ万全
【MLB】Dバックス ー ドジャース(日本時間11日・アリゾナ)
ドジャース・山本由伸投手が10日(日本時間11日)、アリゾナ州グレンデールで行われたダイヤモンドバックスとのオープン戦に先発し、5回4安打1失点の好投を見せた。7三振を奪う力投に、スタジアムは拍手に包まれた。試合後には「とにかく体を健康に。コンディションを良く保てましたし、気持ちの面としても開幕を楽しみに練習に取り組めました。良い状態だったかなと思います」と振り返った。
山本は今季のオープン戦では2月20日(同21日)のカブス戦は2回途中無失点、2月26日(同27日)のブルワーズ戦は3回途中3失点、前回登板した4日(同5日)は4回47球で2失点のマウンドとなっていた。18日に東京ドームで行われるカブスとの開幕戦に向けて、順調な調整を行った。
「久しぶりに日本のマウンドで投げられるということが嬉しく思いますし、ファンの方も楽しみにして下さっていると思う。とにかく良い状態で、全力でプレーできたらなと思っています」
今季でメジャー2年目を迎える右腕。昨季は開幕2戦目のマウンドを任されたが、結果を残すことができなかった。「去年は1年目と言うことで慣れないこともありましたし、想定していなかったこともいろいろありました。(今年は)2月と3月はしっかり落ち着いて取り組めた。ペースが去年よりは。気持ちの面でも(さらに向上)できるんじゃないかなと思います」。
2年目の今季も「やることはずっと変わらない」と自然体を強調しつつも「自分のペースで。日本で過ごしていた時とより近い気持ちで。去年よりはコミュニケーションをたくさん取れている。そういう部分が違うかなと思います」と話した。「この期間だから試せることだったり、新しい発見もあると思う。良い意味で結果を求め過ぎず投げることができている」と、状態の良さを保つ“秘訣”を明かした。
(Full-Count編集部)
