OP戦1号の大谷翔平に通算167発男も驚愕「信じられない」 指揮官から“瞬き厳禁令”も
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通算167発コンフォートも感慨「絶えず練習をしている。とても忙しい男だ」
【MLB】ドジャース 6ー5 エンゼルス(日本時間1日・アリゾナ)
ドジャースの大谷翔平投手は2月28日(日本時間3月1日)、アリゾナ州グレンデールで行われたエンゼルスとのオープン戦で「1番・指名打者」で先発出場し、初回に1号先頭打者弾を放った。渡米8年目で初となるオープン戦初打席初本塁打。新加入のマイケル・コンフォート外野手は大谷の本塁打を目の当たりにし、「アンビリーバブル(信じられない)」と目を丸くした。
通算167本塁打を誇る32歳のコンフォートは2015年にメッツでデビューし、2023年から2年間ジャイアンツでプレー。ドジャースのライバルチームに所属してきた。「試合のハイライトを見るたびに本塁打、盗塁、重要な一打が流れていた。打者として全員を上回っているのに走ることもできる」。大谷のプレースタイルは驚きでしかないようだ。
試合中、ロバーツ監督から「ショウヘイが打席に入ったら、特別なことが起きるから瞬き厳禁だ」と声をかけられた。「チームメートとして見ることができるから、こちら側に来ることができて楽しいよ。吸入して学びたい。彼の活躍を見たいね」とシーズン開幕を心待ちにした。
全体キャンプが始まって約2週間が経った。「まだ一緒にプレーして数週間だからいい回答はできないかもしれないけど、絶えず練習をしているんだ。投球練習、打撃ケージでのルーティン。とても忙しい男だ。それが(最も)驚いたことかな」。同じ右投げ左打ちの打者として注目しているようだ。
3月18、19日に東京ドームで行われるカブスとの開幕2連戦は励みとなっている。「大学時代に米国代表として2013年に(来日経験が)あるよ。グレートだった。とても楽しかったから、(開幕戦が)待ちきれないよ」。ここまでオープン戦は12打数1安打のスロースタートとなっているが、気迫は十分。10年目のシーズンへ向かっていく。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)
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