大谷翔平「いい一日だった」 初回いきなり先頭打者弾…菊池雄星に好相性は「たまたま」
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初回無死から菊池の150キロを捉えて左翼席に運ぶ先制ソロ
【MLB】ドジャース ー エンゼルス(日本時間1日・アリゾナ)
ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間3月1日)、アリゾナ州グレンデールで行われたエンゼルスとのオープン戦に今季初出場し、いきなり先頭打者弾を放った。交代後に取材に対応し「スケジュール通り今日3打席立ったのが一番かなと思いますし、ある程度球数も見られながら、スイングも、空振りも問題なかったのでいい一日だったかなと思います」と振り返った。
「1番・指名打者」で先発出場した大谷の、初回の第1打席だった。花巻東高の先輩でもある相手先発・菊池雄星投手に対し、カウント3-2からの6球目、外角高め93.9マイル(約150.6キロ)の速球を強振すると、逆方向にぐんぐん伸びた打球は左翼スタンドに吸い込まれて先制ソロとなった。
菊池に対してはこれまでメジャーで24打席対戦し、打率.304(23打数7安打)、3本塁打、5打点、7三振、1四球と好相性だが「たまたまだと思います」と首を横に振った。
特別ルールで菊池が再登板した2回2死の第2打席は遊飛に倒れた。3-4の5回無死で迎えた第3打席はシルセスのシンカーに空振り三振を喫し、交代となった。昨秋の左肩手術後初の実戦を終え「違和感はないですけど、1打席1打席チェックしながら、最後は特にタイミングが遅れ気味の空振りではあるので」と先を見据えた。