ヤンキース激震、15勝の新人王ヒルも開幕絶望 通算429発スタントンに続き負傷者続出

開幕絶望となったヤンキース・ヒル【写真:Getty Images】
開幕絶望となったヤンキース・ヒル【写真:Getty Images】

ヒルは右広背筋痛のため最低6週間ノースロー調整に

 ヤンキースのルイス・ヒル投手が右広背筋痛のため、シーズン開幕を負傷者リスト入りで迎えることになった。アーロン・ブーン監督が3日(日本時間4日)に明らかにしたもので、MLB公式サイトのブライアン・ホック記者ら米複数メディアが一斉に伝えた。

 26歳のヒルは2月28日(同1日)に予定されていたブルペンでの投球練習を回避。精密検査を受けていた。ブーン監督によると、少なくとも6週間はノースロー調整になるという。

 2021年にヤンキースでメジャーデビューしたヒルは3年目の昨季29試合に登板。いずれも先発で151回2/3を投げ、15勝7敗、防御率3.50の成績を残し、ア・リーグ最優秀新人に選ばれていた。

 ヤンキースでは通算429本塁打を誇るジャンカルロ・スタントン外野手が両肘痛のため開幕絶望となっている。昨季は114試合出場して打率.233、27本塁打、72打点。ポストシーズンでは14試合出場で打率.273、7本塁打、16打点と勝負強さを発揮した。投打の主力が手痛い離脱となった。

(Full-Count編集部)

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