大谷に「雪辱を果たした」 愛車にドッキリ…“攻防”に米記者が「素晴らしい」と語るワケ

ドジャース・大谷翔平が投稿したロバーツ監督の写真を噛むデコピン(写真はスクリーンショット)
ドジャース・大谷翔平が投稿したロバーツ監督の写真を噛むデコピン(写真はスクリーンショット)

「絆を深める姿を見るのは、素晴らしいことだ」

 ドジャースの大谷翔平投手とデーブ・ロバーツ監督は、今キャンプではドッキリを仕掛けあうなど、グラウンド以外でもその関係性が話題となっている。地元メディアも「オオタニと彼の監督が、今年のキャンプでしっかりと絆を深める姿を見るのは、素晴らしいことだ」と、和やかなチームの雰囲気に好意的だ。

 始まりは去年の5月だ。ロバーツ監督が持つ日本出身選手による通算本塁打の球団記録に迫り、ロバーツ監督が車を欲しいとリクエスト。記録更新後には淡いピンクのポルシェのミニカーをプレゼントした。その際に本物の車を贈る意思を問われると「ワールドシリーズに勝てたら考えます」と答えていた。

 そして、今年の2月16日(同17日)には大谷がロバーツ監督の車を約3万円の子ども用のポルシェに“すり替える”ドッキリを敢行。指揮官は苦笑いしながら「ショウヘイにはお仕置きが必要だ!」と宣言していた。そして2月28日(同3月1日)、オープン戦に出場した大谷の車に大量のカラーボールを仕込んだのだった。

 車からこぼれるカラーボールに、大谷も「「OK。ハハハハハハ。これで引き分けだね」苦笑い。指揮官は翌日、「これで1対1の同点になった」と笑顔を見せた。

 大谷とロバーツ監督は昨年の1年で、すっかり親密な仲となった。地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス氏は「ドジャースのデーブ・ロバーツ監督がついにショウヘイ・オオタニに雪辱を果たした。絆を深める姿を見るのは、素晴らしいことだ」と指摘。ドジャース専門サイト「ドジャー・ブルー」も「ショウヘイ・オオタニがデーブ・ロバーツのために新しいポルシェの“車”を置き去った時のことを覚えているか? まあ、いたずら好きの人物が今度はイタズラされた(笑)」と伝えた。

 微笑ましい指揮官と大谷のやり取りは、果たして“引き分け”のまま終わるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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