藤浪晋太郎に“掌返し” 最速159kmで初の無四球救援…指揮官称賛「大幅に改善した」

ウィルソン監督「今日のフジナミは状態が非常に良かった」
【MLB】マリナーズ 7ー2 ガーディアンズ(日本時間4日・アリゾナ)
マリナーズとマイナー契約の藤浪晋太郎投手は3日(日本時間4日)、アリゾナ州ピオリアで行われたガーディアンズとのオープン戦に7回から救援登板。最速98.8マイル(約159.0キロ)を記録するなど、1回1安打無失点だった。ダン・ウィルソン監督は「今日のフジナミは状態が非常に良かった」と称賛した。
3-2で迎えた7回からマウンドへ。1死からマルティネスに遊撃内野安打で出塁を許したが、ロドリゲスを遊ゴロ、ブリトーを中飛と後続を断ち切った。課題の制球は14球でストライク9球と安定。藤浪は「良かったんじゃないですか。ミットに集中できてましたし、ゾーンたくさん(勝負)できていたんじゃないかと思います」と振り返った。
前回2月27日(同28日)のジャイアンツ戦では2/3回で3四死球4失点と乱調。25球でストライク12球と乱調の原因は明らかだった。「ストライクを投げ込んでいた。前回登板と比べて大幅に改善が見られたし、力強い投球だった」。前回登板後に制球面に苦言を呈したウィルソン監督は掌返しで称えた。
これでオープン戦は3試合登板で防御率13.50。2回2/3で3奪三振とボールの強さは何よりの魅力。2年ぶりのメジャー昇格へアピールを続けたい。
(Full-Count編集部)
