鷹・前田純が3回完全の快投、楽天はドラ1・宗山らが躍動…4日のパOP戦

楽天・新助っ人のヤフーレは3回1安打無失点でアピール
京セラドームで行われたオリックス-楽天のオープン戦は、楽天が13-2で大勝した。楽天は2回、小郷裕哉外野手の1号ソロで先制に成功。5回は小深田大翔内野手、宗山塁内野手、浅村栄斗内野手の適時打で3点を追加した。6回は小深田の適時二塁打、宗山の2点適時三塁打、辰己涼介外野手の適時打で突き放した。その後猛攻が続き、この回一挙7安打で7得点で11ー0とした。
先発の藤井聖投手は、走者を出しながらも打たせて取るピッチング。3回36球2安打1四球1奪三振無失点でマウンドを降りる。4回からは新加入のミゲル・ヤフーレ投手が登板。2イニング連続で3者凡退に打ち取るなど、3回28球1安打3奪三振無失点と開幕ローテーション入りへアピールに成功した。
試合は13-2で試合終了。16安打で13得点を挙げた打線では、ドラフト1位ルーキー・宗山が2安打3打点、小郷が3安打2打点、小深田が2安打2打点だった。オリックスは、先発のアンダーソン・エスピノーザ投手が4回66球3安打無四死球5奪三振1失点の好投。2番手・平野佳寿投手が2/3回を3安打2四球3失点、4番手・齋藤響介投手が1/3回を6安打2四死球7失点と捕まるなど、大量失点を喫した。
みずほPayPayドームで行われたソフトバンク-ヤクルトは、3-4でソフトバンクが敗れた。ソフトバンク先発の松本晴投手は3回50球3安打1四球5奪三振2失点で降板した。4回から登板の前田純投手は、3イニングをパーフェクトに抑える快投を披露した。打線ではリチャード内野手が2安打1打点、石塚綜一郎捕手が一発をマークし、開幕1軍入りへ存在感を示した。
横浜スタジアムで行われたDeNA-ロッテは2-5でロッテが敗れた。ロッテの先発は、新加入の石川柊太投手。初回に筒香嘉智外野手の適時打と宮崎敏郎内野手ので2点を失う。以降は立ち直り、2回裏は3者凡退、3回裏は走者を出すも後続を併殺に仕留め、3回54球3安打3四球1奪三振2失点でマウンドを降りた。
打線は2点を追う4回に愛斗外野手が1号の同点2ラン。4回裏からは高卒2年目の木村優人投手が2回24球1安打1奪三振無失点とポテンシャルの高さを感じさせた。しかし後続の投手が8回に2点を失った。打線も4回以降は沈黙。散発3安打と打線がつながらなかった。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)