佐々木朗希「いい方向に来ている」 3回5K無失点&いきなり160キロ「もう1段階上げていけたら」

オープン戦初登板
【MLB】ドジャース 4ー2 レッズ(日本時間5日・アリゾナ)
ドジャースの佐々木朗希投手が4日(日本時間5日)、アリゾナ州グレンデールで行われたレッズとのオープン戦に初登板。3回を投げ被安打2、2四死球、5奪三振無失点だった。最速は99.3マイル(約159.8キロ)だった。「登板前はワクワクした気持ちと、不安がどっちもあった。マウンドでは雰囲気を噛み締めながら投げることができました」と振り返った。
日本人トリオの共演となった。2点ビハインドの5回に山本由伸投手の後を継いでマウンドへ。先頭のマルテは初球から99.2マイル(約159.6キロ)をマークし内野ゴロに打ちとった。ウィンズには右前打、フェアチャイルドには死球を与えたが、フリードルとマクレーンを連続三振に切って無失点で切り抜けた。
6回には先頭のデラクルーズに左翼への二塁打を浴びるも、ヘイズを直球で見逃し三振、フレイリーは左飛、エンカーナシオンストランドはストレートの四球も、マルテを97.5マイル(約156.9キロ)の直球で詰まらせ、一邪飛に抑えた。
7回には先頭のウィンズをスプリットで空振り三振。大きな落差に打者は崩れ落ちた。2死からホルヘに右翼ポール際へ大飛球を打たれたが、またも急落するスプリットで空振り三振に仕留めた。
球速は2月25日(同26日)のライブBPでは90マイル中盤だったが、この日は初球でいきなり99.2マイル(約159.6キロ)を計測。開幕へ向けて仕上がりを見せた。「メカニクス的なところで、キャンプでもう1回洗い直して、まだはじめて少しですけど、継続してもう1段階上げていけたら」「オフ取り組んできた上での、課題だと思う。自分の中で感じるものもあって、ピッチングコーチとすり合わせている。今日投げていい方向に来ているのかなと思います」と話した。
(Full-Count編集部)
