西武が首位攻防戦制し3.5差、オリは8連敗→1勝→4連敗…3日パの動きは？

ホークスは勝率5割復帰、好調の最下位楽天はロッテに敗れる

　パ・リーグは3日に3試合が行われた。西武と日本ハムの首位攻防戦がスタート。第1戦から熱い試合となった。

　西武が菊池、日本ハムが上沢のエース同士の投げ合いとなった一戦。西武は3回に秋山の適時三塁打で先制も、4回に菊池がレアードに逆転2ランを浴びるなど3点を失った。

　しかし、打線は7回に上沢からチャンスを作り、栗山が2番手の宮西から犠飛で1点差に。その後、浅村は1死満塁の好機で遊ゴロに倒れるも、併殺を狙った石井一が一塁へ悪送球。走者2人が生還して逆転し、これが決勝点となった。平井、ヒースと救援陣が好投した西武が4-3で初戦を制し、ゲーム差を「3.5」に広げている。

　ソフトバンクはオリックスに5-3で勝利。3回に柳田の犠飛で先制すると、4回にはデスパイネのタイムリー、松田宣の2ランで3点を追加。2点差となった5回には内川の犠飛で追加点を奪った。バンデンハークは6回2失点で7勝目。負ければ4位転落のピンチだったが、勝率5割に戻した。オリックスは8連敗のあと、1勝を挟んで4連敗となった。

　ロッテは好調の楽天を相手に延長戦を制して連敗を4で止めた。1-1で迎えた10回に楽天茂木の失策から好機を作り、田村が決勝犠飛。先発の二木は白星はつかなかったものの、8回1失点と好投した。楽天は9回途中1失点の塩見を打線が援護できず。それでも、5位オリックスが敗れたため、ゲーム差は1.5のままとなっている。

【2日終了時点】
1西武　54勝36敗1分
2日本ハム　52勝39敗1分　2.5
3ソフトバンク　44勝45敗1分　7.0
4ロッテ　43勝45敗3分　0.5
5オリックス　42勝49敗4分　2.5
6楽天　41勝51敗1分　1.5

【3日終了時点】
→1西武　55勝36敗1分
→2日本ハム　52勝40敗1分　3.5
→3ソフトバンク　45勝45敗1分　6
→4ロッテ　44勝45敗3分　0.5
→5オリックス　42勝50敗4分　3.5
→6楽天　41勝52敗1分　1.5

（Full-Count編集部）