世界的企業が認めた大谷翔平＆山本由伸の“影響力”　もたらす爆益「記録的な数字を叩き出した」

昨季ワールドシリーズのドキュメンタリー、29日公開

　ドジャースの昨季世界一がドキュメンタリーとなって放送される。地元メディア「ドジャース・ネーション」は4日（日本時間5日）、公式X(旧ツイッター）で「Apple TV」がドジャースとヤンキースの2024年ワールドシリーズに関する3部構成のドキュメンタリーシリーズを28日（同29日）に公開すると発表したことを伝えている。

　公式Xでは「このドキュメンタリーシリーズでは、両チームがワールドシリーズに出場し、ドジャースが8度目の優勝を果たすまでを追ったものだ」と説明。両チームの独占インタビューや、舞台裏も収録予定だという。

　さらに今回のプロジェクトについて「MLBと数社、そして5度のワールドシリーズ優勝者でエグゼクティブ・プロデューサーのデレク・ジーター氏の制作会社とのパートナーシップで制作されている」と紹介している。

　「Apple TV」はワールドシリーズ前の昨年10月21日（同22日）に、公式Xに「独自のドキュメンタリーに値する対戦だ。ドジャースとヤンキースは2024年のワールドシリーズで対戦し、私たちはそのすべてを現地で撮影する」と投稿していた。

　これを受けて米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」のサム・コノン記者が翌22日（同23日）に、NetflixとApple TVの関係性に言及。Apple TVは全世界の加入者数がNetflixの10％未満と指摘しつつ、レッドソックスが2004年のリーグ優勝決定シリーズでヤンキースを破ったドキュメンタリーシリーズを公開したNetflixに対し、ドジャースのドキュメンタリーもポテンシャルがあると主張している。

　その理由を「Appleのドキュメンタリーは世界中の野球ファンに多くの注目を集めるかもしれない。なぜならオオタニとヤマモトが既に日本で記録的な数字を叩き出すことに貢献したからだ」と大谷翔平投手と山本由伸投手の存在があると強調。日本の視聴者が大きく増えており、ドジャースのドキュメンタリーシリーズ公開は日本人スターの力に期待する側面もあるようだ。

（Full-Count編集部）