侍J、オランダ代表に快勝 水谷が先頭打者弾&宮城3回完全…WBCへ若き侍がアピール

オランダとの強化試合
野球日本代表「侍ジャパン」は5日、「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ」でオランダ代表と対戦し、5-0で勝利した。初回に水谷瞬外野手(日本ハム)の先頭打者アーチで先制すると、投手陣がオランダ打線を完璧に封じた。
初回、水谷は相手先発・ケリーの2球目をとらえると、中堅後方へスタンドイン。いきなりのアーチに、球場は大歓声に包まれた。その後は無得点が続くも、6回に先頭の万波中正外野手(日本ハム)が二塁打で出塁し、2死満塁から高部瑛斗外野手(ロッテ)が左前へ運び2点を追加した。
8回には先頭の廣瀬隆太内野手(ソフトバンク)が左前打で出塁し、ワイルドピッチで無死二塁となったところから細川成也外野手(中日)が左前適時打、海野隆司捕手(ソフトバンク)にも右翼線への適時二塁打が飛び出し、試合を決定づけた。
投げては先発した宮城大弥投手(オリックス)は予定されていた3回をパーフェクト。その後は塹江敦哉投手(広島)、橋本侑樹投手(中日)、今井達也投手(西武)、石井大智投手(阪神)、が繋いだ。
井端監督が率いる侍ジャパンは、昨年11月の「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」決勝でチャイニーズ・タイペイに敗れて準優勝。国際大会の連勝が「27」でストップしていた。来春のWBCで日の丸を背負うべく、若き侍たちがアピール合戦を繰り広げた。
(Full-Count編集部)