大谷翔平のOP戦初マルチを指揮官称賛 志願の4打席…“バット破壊”にご機嫌ジョーク

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

4打数2安打で打率.417「ショウヘイはいい状態だ」

【MLB】ドジャース 8ー4 レンジャーズ(日本時間7日・アリゾナ)

 ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、アリゾナ州グレンデールで行われたレンジャーズとのオープン戦に「1番・指名打者」で先発出場し、今季初のマルチ安打をマークした。4打数2安打で打率.417となった。デーブ・ロバーツ監督は「とてもいい状態だね」と声を弾ませた。

 初回先頭、大谷のライナー性の打球が左翼線を襲った。元ヤクルト・ブキャナンの外角カットボールに合わせて、二塁ベースに悠々と到達する二塁打。「軽打で二塁打、2ストライク(からのアプローチ)、左投手相手に左中間に痛烈なヒットを打ったのは良かった。ショウヘイはいい状態だ」と称えた。

 3回先頭の左飛、4回2死一塁の二ゴロといずれもバットを折っていた。「最終打席でバットを折らなかったのは良かった。バットを折りまくっていたから、もっと必要だとね」。指揮官のジョークも冴えた。

 当初は3打席の予定だったが、第4打席を志願。6回2死の左前打でオープン戦初のマルチ安打をマークした。指揮官は「もう1打席立つことを希望したからだ。3打席立たせようと思っていたが、4打席目は彼が希望した。その日をいい感触で終われるように、もう1打席立ちたい時がある。正しい決断だ」と舞台裏を明かした。

 7日(同8日)のマリナーズ戦は欠場し、8日(同9日)のホワイトソックス戦に出場。10、11日(同11、12日)のオープン戦にも出場する見込みだ。18、19日に東京ドームへ行われるカブスとの開幕2連戦へ、順調に調整を進めている。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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