39歳迎えるダルビッシュ「死なないために」 続ける試行錯誤…OP戦初登板は3回途中2失点

オープン戦初登板は3回途中で降板
【MLB】ガーディアンズ ー パドレス(日本時間9日・アリゾナ)
パドレスのダルビッシュ有投手は8日(日本時間9日)、アリゾナ州フェニックスで行われたガーディアンズとのオープン戦に先発登板し、2回2/3を2失点。最初の実戦登板を「最初の2イニングはいい感じで投げられた」と振り返った。
7日(同8日)に登板予定だったが、雨天中止のためスライド登板。最初の2回を無失点で切り抜けたが、3回に連続安打と死球で無死満塁となり、適時打と犠飛で2失点。二ゴロで2死を奪い、一、三塁となったところでマウンドを降りた。
57球を投げて3奪三振、4安打、2四死球という内容で、最速は95.6マイル(約153.8キロ)だった。それでも直球、カーブ、カットボール、スプリットの各球種について「まあ全体的に良かった」と自己評価。
今季で39歳を迎えてもなお、進化を求める右腕は「(選手として)本当に死にたくない。死なないためにどうやって生き延びるかというのを考えなければ自分は投げていけないわけなので、もがいているというだけです」と独特な表現で今季に臨む覚悟を語った。
ダルビッシュは昨季、16試合の登板で7勝3敗、防御率3.31。5月に日米通算200勝を達成した。
(Full-Count編集部)
