大谷翔平は「最も貰うべき額を貰っていない」 球界OBが再強調…1036億円の価値

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

米番組で議論「彼は(契約に)見合っている以上だ」

 大谷翔平投手が昨オフにドジャースと結んだ10年7億ドル(約1036億4200万円)は、見合ってるのか。米ポッドキャスト「ファウル・テリトリー」で議論されている。番組司会者のスコット・ブラウン氏は「彼は(契約に)見合っている以上だ」と断言した。

 ドジャース移籍1年目の昨季は打者専念で54本塁打130打点でリーグ2冠。トリプルスリー、史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成するなど歴史的な1年を送った。チームも4年ぶりにワールドシリーズを制覇した。

 当時史上最高額での契約。同番組のブラウン氏は「我々の番組で散々話したことだが」として大谷がドジャースにもたらした大金について言及した。「あの契約の全額に見合っている上に、それ以上の価値があると論じることができるだろう。まだ、10年契約の1年目が終わったに過ぎないのに、だ。彼は球界一番のお買い得だ。もしかするとスポーツ契約史上一番のお買い得かもしれない」と続けた。

 元メジャーリーグ捕手で同番組司会者のAJピアジンスキー氏も賛同。「例えば彼らがこの先10年間であと2回ワールドシリーズを制覇したとしよう。すると彼らは『この(大谷の)契約期間中に3回優勝したことになり、この契約は100万%、金額に見合っていた』というようなことを言うだろう」と話した。続けて「彼は今、この惑星上で最も貰うべき額を貰っていない選手だ」とまで言った。

 今季は二刀流復帰予定だったが、オープン戦でリハビリを中断。当初予定していた5月の復帰が不透明となっている。一方で、ブラウン氏は「じゃあ投手部分を抜いて考えよう。打者としては球界5本の指に入り、彼はチームに山ほどのお金と山ほどの成功をもたらしている。それこそ、選手を契約する理由だ」と二刀流を除いても契約に見合っていると断言した。

(Full-Count編集部)

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