バウアー、ボーク判定に猛抗議「Why?」 マウンド上で困惑&怒り、試合が5分間止まる異例の事態

ボークの判定に困惑するDeNAのトレバー・バウアー【写真:小林靖】
ボークの判定に困惑するDeNAのトレバー・バウアー【写真:小林靖】

2年ぶりDeNA復帰…来日後初の実戦登板

 DeNAのトレバー・バウアー投手が9日、京セラドームで行われたオリックス戦で先発した。2回にはボークを取られて審判団に抗議し、一時試合が中断する場面があった。

 2回、満塁から併殺の間に1点を失った後、2死三塁から西野に1球目を投じた際、ボークを宣告され2点目を許した。この判定にはバウアーが納得いかず、両手を広げて「Why?」と困惑した表情。その後、三浦大輔監督が説明を求め、マウンド付近で審判がバウアーに経緯を説明。バウアーはイラ立つ様子を見せるなど、約5分間中断となった。

 バウアーは2死三塁となり、フォームをセットポジションからノーワインドアップに変更していた。責任審判の福家審判員は「投球動作の変更によりボークを宣告いたしました」とマイクで場内に説明した。

 2023年にDeNAに電撃加入したバウアーは、1軍合流は5月からだったが、19試合で10勝4敗、防御率2.76の好成績を残した。同年限りで退団し、昨季はメキシカンリーグでプレーした。1月に入団が発表され、春季キャンプには参加しなかったが独自で調整を続け、2月27日に来日。翌28日から横須賀市内の2軍施設で汗を流していた。

【実際の様子】審判に猛抗議…マウンド上で通訳に必死に説明するバウアー

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