“韓国の逸材”は「日本にも行けないのか」 打率.160&長打1本…母国メディアの募る不安

「スターニュース」危機感、「東京行きの飛行機に乗れるのか…」
ドジャースは今季、18・19日に東京ドームで行われる日本開幕戦でシーズンがスタートする。キャンプも終盤に近づき選手が徐々に絞られる中、“韓国の逸材”金慧成(キム・ヘソン)内野手の立場が厳しくなっている。母国メディアは「日本にも行けないのか」と半ば諦め状態だ。
キム・ヘソンは8日(日本時間9日)、アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦に7回から途中出場。1打数無安打1三振で、今春は25打数4安打の打率.160、長打1本、1打点と結果が残せていない。オフに3年1250万ドル(約18億8500万円)で加入したものの、米メディアでもマイナーでの開幕を予想する向きもある。
韓国プロ野球(KBO)のベストナインにあたる「ゴールデングラブ賞」を4年連続で受賞。昨季は127試合で打率.326、11本塁打、75打点、30盗塁を記録するなど、マルチなツールが武器だが、現状はどの武器も今一つ。打率.160まで下降し、韓国メディアも一斉速報して苦しい立場を報じた。
「スポーツソウル」は「キム・ヘソンが残りの期間に強い印象を残せないと、開幕ロースターから押し出される可能性が大きくなる」とすれば、「マネーSレポート」は「キム・ヘソン、日本にも行けないのか」。「スターニュース」も「東京行きの飛行機に乗れるのか……」と、開幕戦の出場に危機感を募らせている。果たして、キム・ヘソンは苦境を脱し、世界一軍団で定位置を掴むことができるだろうか。
(Full-Count編集部)
