大谷翔平、“ほぼブルペン投球”で最速143km 新鋭機器でデータ測定…ド軍首脳と青空会談も

キャッチボールでは捕手役が座った状態で21球
ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設で2日連続でキャッチボールを行った。弾道測定分析デバイスを展開するラプソード社の機器を使用し、捕手役が座った状態で21球を投げた。
大谷が使用したのはラプソードの「投打同時計測可能デバイス・PRO 3.0」と見られる。平地ながらも捕手役が座った状態で投球するのは、4度目のブルペン投球となった2月25日(同26日)以来。力の入った投球でフォーシームを中心にカットボール、ツーシームを投げた。ヘッドアスレチックトレーナーのトーマス・アルバート氏によると、最速89マイル(約143キロ)だったという。
昨年11月に左肩手術を受けた大谷はスプリングトレーニング中に予定されていた実戦形式の投球練習「ライブBP」を中止とし、ブルペン投球も取りやめた。18、19日のカブスとの開幕2連戦(東京ドーム)までは打者調整に専念する。早ければ、米国に戻ってからブルペン投球を再開する見込みだ。
キャッチボールを行った後は、アンドリュー・フリードマン編成本部長と“青空会談”を行った。ウィル・アイアトン通訳を交えて約15分間のロングトーク。最後はグータッチで締めた。
(Full-Count編集部)
