vs大谷翔平は「全員が見たかった」 トラウト、第6回WBCで誓う“リベンジ”「見守ろう」

トラウトはMVP3度受賞…第5回WBCは米国代表の主将に
奪還に闘志を燃やす。エンゼルスのマイク・トラウト外野手が8日(日本時間9日)、米スポーツ経済メディア「Sportico」の取材に応じ、2026年3月に開催が予定されている第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するに意向を示した。
同メディアのバリー・ブルーム記者によると、4日(同5日)の試合後に取材に応じたトラウトは「(2023年の第5回WBCは)本当に楽しかったよ。また参加するつもりだ。何も聞かされていない。(まだ)誰からも打診されていないけど、(打診)されたら参加するよ」と笑顔を見せ、出場に前向きな姿勢だったという。
これまでMVPを3度受賞し、2010年代最強選手とも称されるトラウトは、2023年3月の第5回WBCに米国代表として初出場。主将としてチームを牽引し、7試合(27打数)で8安打、打率.296、1本塁打、7打点、OPS.962をマークした。決勝の野球日本代表「侍ジャパン」戦の9回2死からは、当時チームメートだった大谷翔平投手(現ドジャース)と対戦。最後はスイーパーで空振り三振に終わり、辛酸をなめた。
球界の誰もが臨んだ“夢の対戦”を振り返り、トラウトは「全員が見たかった(対決)。もちろん、私が予想していた結果じゃないし、望んでいた結果でもない。(次は)どうなるか見守ろう」と、リベンジを誓った。第6回大会にはすでにアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)も参加への意向を示しており、米国代表のスターが揃い踏みとなるだろうか。
(Full-Count編集部)
