MLB最高の選手は「タティスJr.」 ソトの主張に“賛否”続々「オオタニを忘れている」

メッツのフアン・ソト【写真:ロイター】
メッツのフアン・ソト【写真:ロイター】

メッツに移籍したソトがタティスJr.を激賞「全てがエリートレベルだ」

 MLBで「最高の選手」は誰なのか。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」によると、メッツのフアン・ソト外野手が、パドレスのフェルナンド・タティスJr.外野手を挙げたという。

 ドミニカメディア「Z101」のディレクターを務めるヘクター・ゴメス氏は自身のX(旧ツイッター)でソトのポッドキャスト番組での発言を紹介。ソトは「フェルナンド・タティスJr.は、僕にとって球界で最高の選手だ。彼はフィールド上で何でもこなせる。平均以上のレベルで全てをこなす選手はいるけど、彼は全てがエリートレベルだ。プラチナグラブ賞を受賞し、サンディエゴで40本塁打を放ち、打率.300を打ち、走塁もうまく、試合の流れを理解し、攻守にわたって適切に動ける。肩も強い。彼に足りないものなんてあるかい?」と述べた。

 26歳のタティスJr.は、MLBでのキャリアを通じてオールラウンドなプレーを披露。2021年にはナ・リーグ最多の42本塁打を記録し、ナ・リーグMVP投票で3位に入った。昨季は太ももを痛めた影響で102試合の出場にとどまったが、それでもキャリア2度目のオールスター選出。打率.276、21本塁打、49打点、出塁率.340、長打率.492の成績を残した。

「ブリーチャー・レポート」は、「ソトがタティスJr.への自信を持っているのは素晴らしいことだが、彼をMLB最高の選手と評価する説得力のある根拠はない。特にドジャースの二刀流スター、ショウヘイ・オオタニのような他のスター選手も複数の役割でチームに貢献しており、オオタニが過去2シーズンで98本塁打、225打点を記録していることなどを考慮すればなおさらである」と、大谷の名前を挙げて疑念を示している。

 ファンの反応も様々。「健康な時は間違っていない」「才能と結果は別の話だ」「ソトの方が優れている」「3割は打ってない」「100%同意」「3割打者?」「彼は、オオタニがリーグにいるのを忘れているに違いない」などとSNSにはコメントが寄せられている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY