大谷翔平、ジャッジに敗れ2位… MLB公式発表、唯一の才能に「限界を設けるのは難しい」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

MLB公式が2025年第1回の「パワーランキング」を発表

 MLB公式サイトは12日(日本時間13日)、今季第1回となる打者の「パワーランキング」を発表。ドジャース・大谷翔平投手は2位。1位はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手、3位はメッツに移籍したフアン・ソト外野手だった。

 MLB公式サイトのアンドリュー・サイモン記者は「2025年の最初の打者パワーランキングで頂点にいるのは誰?」とのタイトルで、同サイトの記者らが投票して選出した今年初の“格付け”を発表。大谷は昨季、史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」をクリアするなど54本塁打、59盗塁をマーク。打率.310、130打点の成績を残し指名打者として初のMVPに輝いたが、ランクは2位としていた。

「オオタニが肘を怪我したことにおいて、明るい希望となる部分は、DHに専念したときの二刀流のスターが2024年にどんなことを達成できるかを我々が確認するチャンスを与えてくれたことだ」と寸評。さらに、今季中に復活が見込まれる二刀流にも言及。「投手としての復帰が近づいている今、2025年にオオタニが走塁面でそこまでアグレッシブになることを見込んではいけないが、それ以外では、彼なら何が可能かという面で限界を設けるのは難しい」と伝えた。

 大谷を抑えて1位となったのはライバルのジャッジ。大谷を上回るメジャー2冠の58本塁打&144打点と圧倒的な存在感を示し、「我々の投票者たちは、2025年にジャッジがまたしても歴史的なシーズンを送ることになり得ると考えている」としていた。

 また、このオフにヤンキースからFAとなり、プロスポーツ史上最高額となる15年総額7億6500万ドル(約1133億円)でメッツへ移籍したソトは3位だった。昨季は最強打者論の中心にいた3選手が、今年もファンの注目となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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