トラウトが語る大谷翔平のすごみ 忘れられない“絶景”、盟友が見た「最強」の真骨頂

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:Getty Images】
エンゼルスのマイク・トラウト【写真:Getty Images】

別々の球団になった今でも称賛やまず

 エンゼルスのマイク・トラウト外野手が、かつてのチームメートであるドジャース・大谷翔平投手の「信じられない」才能について、米メディアに熱く語った。今は同じロサンゼルスで別々のチームに所属しているが、その絆は変わらない様子だ。

 米スポーツ経済メディア「Sportico」のバリー・ブルーム記者の記事によると、トラウトはドジャースへ移籍した大谷の活躍について「かなり驚異的だったね。見ていて、そして(彼の情報を)追いかけるのも楽しかったよ。球界にとってもいいことだったし」と回顧。「彼の能力を、誰もがわかっている。絶えずこのような成績を残せるのは、かなりすごいことだよ」と称賛した。

 特に印象的だったのは、エンゼルス時代に守備位置から見た大谷の投球だったという。「僕は何年もの間、彼のマウンド上での活躍を、中堅の場所から見ていた。彼のような選手は、一度も見たことがないよ。彼は信じられない選手だね」と振り返った。

 エンゼルス時代は“トラウタニ”の愛称で大谷とともに親しまれたトラウト。2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝では、最終回の大谷との対決が名場面として語り草となっている。一方で、昨季は怪我の影響で29試合の出場で打率.220、10本塁打にとどまった。次回2026年のWBCにも「誰からも打診されていないけど、されたら参加するよ」と前向きな姿勢を示しているだけに、今季の復活と来春の再戦に期待は高まるばかりだ。

(Full-Count編集部)

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