米記者が驚き…日米で異なる公式球「こんなに違うの?」 日本開幕戦で浮き彫りに

米レポーターが異なる公式球の比較写真を公開
18日から「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」を戦うドジャースとカブス。開幕に先駆け、15~16日には巨人、阪神とのプレシーズンゲームを行うが、、日米それぞれの守備時に異なる2種類のボールが使用される。米メディアの記者は縫い目や僅かな大きさの違いを指摘しており、ファンの間でも議論が巻き起こっている。
ドジャースとカブスの両球団は15、16日に、巨人と阪神とそれぞれ1試合ずつを行う。MLBとNPBでは公式球が違うため、ドジャースとカブスの守備ではMLBの公式球、巨人と阪神の守備ではNPBの公式球が使われることになった。
米シカゴの放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」でレポーターを務めるテイラー・マクレガー氏は14日、自身のSNSに2つの球を並べた写真を投稿。「これが日本の野球ボールとMLBの野球ボールの比較。日本の野球ボール(左側)はわずかに小さく、縫い目がよりきつく縫われている」とコメントした。
これには日米のファンの間で議論が沸騰。英語では「面白いね、このこと知らなかった!」「日本の野球ボールは滑りにくいんだよ」「重さは同じぐらいなのかな?」「どっちのボールを使うの?」などの反応が並んだ。
一方で日本のファンも「こんなに違うもんなんや」「縫い目の大きさがこんなにも違うの」「日米のボールの違いがとてもわかりやすい」と目に見えて分かる違いに驚く声も。「NPBのボールは飛ばないと言われるがNPBボールはメジャーのボールよりサイズは小さいようです(空気抵抗が少ないので失速しにくい)反発係数はどうだろう」「世界規模で、ボールの仕様を統一すべきだと思う。同じ競技であるので」など、その違いによる影響を気にする声が相次いでいる。
日本のプロ野球では近年“投高打低”の傾向が続いており、日米のボールの違いがプレーに影響する可能性がある。両チームの投手にとって慣れたボールを使用する形となったが、試合展開に影響はあるのだろうか。プレシーズンゲームとはいえ、注目材料の一つとなりそうだ。