MLB軍団に連敗も「素晴らしい2日間」 阿部監督の“手応え”「いいものを見せてもらった」

カブス戦の指揮を執った巨人・阿部慎之助監督【写真:ロイター】
カブス戦の指揮を執った巨人・阿部慎之助監督【写真:ロイター】

巨人はドジャースに1-5、カブスに2-4で敗戦

 巨人は16日、カブスとのプレシーズンゲーム「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」(東京ドーム)に2-4で敗れた。メジャー球団との2試合は連敗。試合を終えた阿部慎之助監督は「やっぱり素晴らしい選手の集まり。いいものを見させてもらいました」と語った。

 4回まで両軍無得点だったが、巨人先発のフォスター・グリフィン投手が二塁打から三盗を許し、ゲージ・ワークマン内野手の適時打で先制点を献上した。さらに暴投とマット・ショウ内野手の2点適時打でこの回4点を失った。巨人打線はその裏、岡本和真内野手の適時打で2点を返し、その後も塁をにぎわせたが、ホームが遠かった。

 試合後の会見で、阿部監督は「コントロールを乱して、四球がらみで失点した。そこが反省点かなと思います」とミスに苦言。一方で3回無失点4奪三振と光る投球を見せた石川達也投手については「キャンプから状態もいいですし、だからこそローテーションに入れたいと思って、調整で投げさせた」とし、先発ローテを“内定”とした。また、岡本についても「2本目の160キロぐらいのストレートを捉えられたので。いいきっかけになってくれればと思います」と復調に期待を寄せている。

 前日15日のドジャース戦では、大谷翔平投手に2ランを許すなど1-5で敗戦。メジャー相手に連敗となったが「やっぱり素晴らしい選手の集まり。いいものを見させてもらいましたし、うちの若い選手はこういう経験はない。とてもいい時間になったと思います」と“糧”になるとし、「素晴らしい2日間。2敗はしてしまいましたけど、こういう素晴らしい経験できた。シーズンに繋げられたらと思います」と、ペナント連覇に向けて前を向いた。

(Full-Count編集部)

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