大谷翔平の前に5万人が同じ行動 米記者も驚き、東京ドームに広がる“異様な光景”

巨人とのプレシーズンマッチ、「1番・DH」でスタメン出場
全員の視線が文字通り一点に集まった。ドジャース・大谷翔平投手は15日、東京ドームで行われた巨人との「MLB 東京シリーズ by Guggenheim プレシーズンゲーム」に「1番・指名打者」で先発。世界的スターの“凱旋”に観衆も固唾をのんで見守った。米メディアは場内に広がった“異様な光景”に注目している。
ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏が自身のX(旧ツイッター)を更新。第1打席に向かう大谷の様子をバックネット後方から撮影した。
「ショウヘイ・オオタニへ無数のカメラが向けられる」と綴ると、東京ドームに詰めかけた5万人以上のファンは、一様にスマートフォンやカメラを取り出し、大谷にレンズを向けている。世界を代表する偉才の一挙手一投足を見逃すまいとしているようだ。また、ドジャース専門メディア「ドジャーブルー」も「ショウヘイ・オオタニの名前がアナウンスされると、席にいなかったファンは一斉に駆け戻り、全員がスマホを取り出して撮影開始」と、同じ様に驚いている。
これらの投稿にファンも目を丸くしたようで、「ワーオ」「すごいカメラの数です」「オオタニがどれだけ重要なのかよく分かる」などとコメントが寄せられた。第1打席はフルカウントから外角のボールを見極めて四球で出塁。そして第2打席は右中間へ衝撃の2ランを叩き込み、カメラを向けたファンにその雄姿を届けている。