阪神・才木が5回1安打無失点で交代 大谷翔平には“雪辱”…三振の山 門別に続く若虎躍動

大谷翔平は空振り三振、中飛に抑えた
東京ドームをどよめかせた。阪神・才木浩人投手が16日、ドジャースとの「MLB 東京シリーズ by Guggenheim プレシーズンゲーム」に先発し、5回1安打無失点の好投でマウンドを降りた。
世界一のドジャースから三振の山を築いた。初回、先頭の大谷翔平投手からは139キロのフォークボールで三振を奪った。3回の第2打席での対戦では152キロの直球で詰まらせ、中飛に仕留めた。
26歳右腕の才木は2023年3月6日、WBC前の強化試合で対戦したときには侍ジャパンの一員だった大谷から、左膝をつきながらバックスクリーン弾を浴びていた。741日ぶりに巡ってきた再戦でリベンジを果たした。
4回まで無安打と圧倒。5回に先頭のマンシーに初安打を右前に運ばれたが、スミスを二ゴロ併殺に仕留めて切り抜けた。5回を投げ終えた時点で5回1安打、無失点。7奪三振の内容で、ド軍打線を制圧した。
阪神は前日15日のカブス戦では、先発した20歳の門別啓人投手が5回パーフェクトの好投を演じた。最速91.1マイル(約146.8キロ)ながらもカーブ、シンカーで手玉に取った。門別、才木と阪神の先発コンビが大舞台で躍動した。
(Full-Count編集部)
