佐藤輝明、CY賞スネル粉砕の豪快3ラン 東京ドーム騒然、ドジャース相手に猛打爆発

「3番・三塁」で先発…152キロを右翼席へ
阪神・佐藤輝明内野手が16日、東京ドームで行われた「MLB 東京シリーズ by Guggenheim プレシーズンゲーム」のドジャース戦で3ランを放った。サイ・ヤング賞2度の好投手ブレイク・スネルを粉砕する一発に、タイガースファンは熱狂した。
完璧な一発だった。0-0の4回、阪神は先頭の近本は出塁し、2番の中野が両軍初のヒットで好機を作り、佐藤輝に打席が回った。カウント2-2から5球目、152キロのストレートを一振り。阪神ファンが埋め尽くす右翼スタンドへ着弾する3ランを放った。
佐藤輝は「3番・三塁」で先発出場。第1打席はカウント3-0から高めの速球を打ち上げて遊飛に終わったが、第2打席で見事に結果を出した。
2021年のプロデビューから3年連続で20本塁打を放った大器。昨季は16本に終わったものの、120試合で打率.268、70打点を記録した。一方でパワーの代償に三振も多く、1年目はリーグ最多173三振、昨季の三振率26.8%は両リーグワースト2位だった。しかし、今春は実戦で結果を残し、昨季のワールドシリーズ王者のドジャースも粉砕した。今季の活躍に期待したい。