LA記者震撼「阪神こそが悪の帝国」 世界一ド軍に完勝…脅威を与えた“存在”

ドジャース戦に先発した阪神・才木浩人【写真:Getty Images】
ドジャース戦に先発した阪神・才木浩人【写真:Getty Images】

阪神がドジャースに3-0で勝利

 阪神は16日、東京ドームで行われた「MLB 東京シリーズ by Guggenheim プレシーズンゲーム」でドジャースに3-0で勝利した。昨季のワールドシリーズ王者に完勝し、現地で取材をしていたLA記者は「阪神タイガースこそが野球界の真の『悪の帝国』なのかもしれない」と、“虎の脅威”に震えている。

 文字通りの快勝だ。先発の才木浩人投手が5回まで7奪三振、1安打の無失点の力投を見せれば、0-0の4回には抑えられていたサイ・ヤング賞2度の左腕ブレイク・スネル投手から四球と安打でチャンスを作ると、佐藤輝明内野手がカウント2-2から5球目、152キロのストレートを完璧に捉え、先制&決勝の3ランを放った。

 地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者はこの日、「ドジャース、シーズン開幕前の最終調整試合で阪神タイガースに敗北する」との見出しで記事を寄稿。「阪神は東京ドームでのエキシビションでシカゴ・カブスを完封した翌日の日曜日、ドジャースに対しても同じように完封し、ドジャースのシリーズ開幕戦前の最終調整試合に3対0で勝利した」とし、試合を振り返った。

 そして試合中に鳴り響く阪神応援団についても「東京に駆けつけた賑やかなタイガースの観客によって一層引き立てられた。チームが打席に立つたびにドーム中に大きな歓声が響き渡っていた」と驚いた模様。大谷翔平投手ら近年は大物を次々と補強し、ヤンキースに代わって“悪の帝国”と揶揄されることが増えたドジャースをなぞり「もしかしたら、阪神タイガースこそが野球界の真の『悪の帝国』なのかもしれない」としている。

【実際の様子】LA記者が震撼…東京ドームで声援を送る阪神応援団

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