東京ドームで生まれた感動の光景「優しい世界」 中継映像が捉えた一部始終「イケメンすぎる」

ドジャース-阪神戦が行われた東京ドーム【写真:Getty Images】
ドジャース-阪神戦が行われた東京ドーム【写真:Getty Images】

佐藤輝が4回に3ラン、男性が少年ファンへHR球をプレゼント

 東京ドームで“神対応”が生まれた。「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」は16日、プレシーズンゲームのドジャース-阪神戦が東京ドームで行われ、阪神が3-0で勝利した。4回には佐藤輝明内野手が3ランを放つと、HRボールをキャッチした男性が少年にプレゼントする場面があった。「同じ大人として見習いたい」「優しい世界」などと、日本人の心に響いた。

 両軍無得点の4回、阪神は先頭の近本が四球で出塁し、続く中野が両軍初の安打で好機を作った。「3番・三塁」で先発した佐藤輝はカウント2-2から5球目、152キロの直球を強振し、阪神ファンが埋め尽くす右翼スタンドへ3ランを叩き込んだ。

 HR球を手にしたのは、神奈川から来た松村聡晃(としあき)さん。ボールを手にすると思わず掲げてガッツポーズをとったが、「僕が持っているよりも、せっかく来ているんだったら、子どものほうがいいかなと」と咄嗟に前の少年に手渡した。まさかの僥倖に少年もぽかんとしていた。

 この様子は試合を中継していた地上波やアマゾンプライムでもしっかり映し出されると、ファンから感動の声が殺到。「この方の人間性は本当に素晴らしい」「キャッチしてガッツポーズから何のためらいもなく前のお子さんに差し出していてお子さんの方がキョトンとしていてほっこりしました」「素晴らしい対応だと思います! 尊敬します!」「今日の観客内MVP」「ホームランボールを子供に手渡しするファン。イケメンすぎるやろ」「咄嗟の行動にしては男前過ぎる」「英雄として讃えてほしい」などと反応が寄せられた。

(Full-Count編集部)

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