大谷翔平「頼もしいな」 開幕勝利の山本由伸を称賛「点取られても冷静に」 一問一答

試合を見守るドジャース・大谷翔平(右)と山本由伸【写真:荒川祐史】
試合を見守るドジャース・大谷翔平(右)と山本由伸【写真:荒川祐史】

5打数2安打2得点「あまり打撃で緊張することは普段ないんですけど」

 ドジャースの大谷翔平投手は18日、東京ドームで行われたカブスとの開幕戦に「1番・指名打者」で先発出場。5回の第3打席で今季初安打となる右前打を放つと、9回には右翼線二塁打。チームの逆転勝ちに貢献した。5打数2安打2得点で打率.400。山本由伸投手は5回3安打1失点と好投し、今季初勝利を挙げた。

 試合後、大谷は会見に臨んだ。以下は一問一答。

――東京開催でイレギュラー。心掛けたことは。
「東京ドームはやったことがありますけど、ほぼほぼホームサイドでやったことしかなくて。ビジターサイドがどうなっているか分からなかったんですけど、練習の時からゲーム中はケージもないし、準備も難しいのかなと思っていましたけど、そこに対して、しっかり対応していくのが今日は課題だったかなと思います。そういう意味では、3打席以降にいい仕事ができた」

――ベッツ、フリーマンが欠場した。2人とのやり取りは。
「長いフライトの後でタイトなスケジュールをこなしていくのは、その上で、健康を保ってプレーするのは難しさがあるのかなというのはあります。フレディに関しては、直前で怪我してしまった感じだったと思うので。本人はプレーしたかったと思いますし。ただベンチにいてくれて、ベンチの士気は高かったんじゃないかと思います。ムーキーに関しては、昨日のうちに戻ったと思うので、直接会うことはなかったと思うんですけど。それでも今日勝ったことが明日に全員の士気につながっていくのかなと思います」

――山本由伸が開幕戦で初勝利を挙げた。
「最初から元々、頼もしかったですし、飄々と投げていくという、そういうメンタルもそうですし、もちろん野球のスキルに関してもそうですけど。本当に点を取られた後も冷静に対処していく。3巡目もしっかり粘って、さらにいい投球をしていくというのは、先発投手としては重要なことだと思うので。頼もしいなという感じでベンチで見ていました」

――歴史的な1日。東京でプレーする重圧は。
「グラウンドでのインタビューでも言ったんですけど、あまり打撃で緊張することは普段ないんですけど、珍しく緊張しているなという感じが1打席目はあったので。四球だけはいらないなという感じで、ちょっと思い切り行き過ぎている感覚はあったんですけど、それ以外の打席で冷静に対処できたのかなと思っています」

(Full-Count編集部)

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