大谷&由伸が生み出した異次元空間 東京Dに響いた“異様な音”「ワイルドです!」

大谷の打席、由伸の投球で…東京Dは静まり返った
ドジャースは18日、東京ドームで行われたカブスとの開幕戦に快勝。「1番・指名打者」で出場した大谷翔平投手は2安打2得点、山本由伸投手は5回1失点で白星をマークした。米スポーツ局「MLBネットワーク」は、球場を包んだ異様な雰囲気に注目した。
番組司会のグレグ・アムシンガー氏は、東京ドームで現地取材する元マリナーズのハロルド・レイノルズ氏に質問。「(球場の)雰囲気から伺います。(大谷の)打席中、静寂に包まれることを本人に聞いていましたが、あれは素晴らしい質問だったと思います。その他に雰囲気で気付いたことはありましたか?」と尋ねた。
レイノルズ氏は「ワイルドです!」と絶賛。「(歓声は)大きいし、彼(大谷)が打席に入れば声援が上がります。でも、投手が投げると、静まり返るんです。スイングの音が聞こえるんです。ファウルを打つと『ホゥー!』みたいな歓声が上がっていました」とレポートした。
さらに「ヤマモトに関しても、投球間は静寂に包まれていました」とも。「私は後方の席に座っていたのですが、彼の唸り声が聞こえたんです。まるで、テニスのUSオープンを見ているようでした」と表現した。
大谷、山本の一挙手一投足を、息をのんで見つめた日本のファン。メジャー通算1233安打を放ったレイノルズも驚きを禁じ得なかったようだ。
(Full-Count編集部)
