大谷翔平は「スーパーヒーローだ」 日本ファンに届けた1号、ロバーツ監督は笑顔満開

カブス戦の指揮を執ったドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】
カブス戦の指揮を執ったドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】

大谷は3打数1安打で打率.375、佐々木朗希は3回1失点

【MLB】ドジャース 6ー3 カブス(19日・東京ドーム)

 ドジャースは19日、東京ドームで行われたカブスとの開幕第2戦に6-3で勝利。連勝で「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」を終えた。大谷翔平投手は5回に今季1号を放つ活躍を見せた。試合後に取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は「ショウヘイが何をしようと私を驚かせることはもうない」と絶賛した。

 待ち望んだ瞬間だった。大谷は2打席凡退で迎えた5回の第3打席、カウント2-2からの5球目、99.1マイル(約159.4キロ)を右翼席へと運んだ。大谷は確信してダイヤモンドを回り始めたが、審判団のレビューが入り場内は騒然。ビデオ判定の結果、本塁打が認められて場内は改めて大歓声が起きた。

 ロバーツ監督は会見にて「ショウヘイが何をしようと私を驚かせることはもうない」と笑顔。「東京ドームでホームランを打てたのはみなさんにとって嬉しいこと。素晴らしい結果だった」と、日本のファンに向けて届けた“プレゼント”を称えた。

 昨季は54本塁打と130打点の2冠を手にし、3度目のMVPを受賞した。ロバーツ監督は「ショウヘイはズボンを履く時に1足ずつ。スーパーヒーローも我々と同じことをしている。でも、試合ではすごいことをやってのける。それがショウヘイ」と今季の期待を込めた。

 また、この試合では佐々木朗希投手がメジャーデビューを飾った。最速100.5マイル(約162キロ)を記録したが5四球と制球に苦しみ3回1失点で降板。「非常に緊張していた。それは理解できる。球速はよかったが、コマンド、コントロールがいまひとつでした。3回は苦しみながらも素晴らしい投球でした」とロバーツ監督。「(降板について)今夜はイージーでした。準備を重ねて、良い投球だった」と、苦戦しつつも光る投球を見せた佐々木を称えた。

 チームは試合後にロサンゼルスへ移動する。23日(日本時間24日)からエンゼルスとオープン戦3連戦を行い、27日(同28日)にタイガースとの米国開幕戦に臨む。

(Full-Count編集部)

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