大谷翔平、自己最速1号で開幕2連勝に貢献 佐々木朗希は3回1失点デビュー

大谷は3打数1安打で打率.375、佐々木朗希は3回1失点
【MLB】ドジャース 6ー3 カブス(19日・東京ドーム)
ドジャースの大谷翔平投手は19日、東京ドームで行われたカブスとの開幕第2戦に「1番・指名打者」で先発出場。5回の第3打席に右中間1号ソロを放った。開幕2試合8打席目の一発は自己最速。3打数1安打1打点2四球で打率.375。佐々木朗希投手は3回5四球も1安打1失点。チームは開幕2連勝を飾った。
地鳴りのような大歓声が東京ドームに響く。5-2で迎えた5回1死、大谷が振り抜いた打球はバックスクリーン右へ伸びていった。スタンド最前列でキャッチを試みたファンの手に当たってグラウンドへ。ビデオ判定でも判定は覆らず、本塁打のままだった。東京ドームのファンは大熱狂だった。
開幕2試合8打席目での一発。エンゼルス時代の2021年に記録した開幕2試合9打席を上回る自己最速アーチとなった。前日18日のMLBネットワークのインタビューで「打たなければいけないみたいな雰囲気」と表現した日本開催で、見事に1号アーチを放ってみせた。
日本開催の開幕シリーズで日本選手が本塁打を記録するのは、ヤンキース・松井秀喜が2004年3月31日に東京ドームで行われたデビルレイズ(現レイズ)との第2戦でマークして以来2人目だ。
初回先頭、左腕スティールの甘く入った91.6マイル(約147.4キロ)を振ったが、左飛に打ち取られた。3回1死は外角へ逃げるスライダーを引っ掛けて一ゴロ。7回2死二塁は申告敬遠で歩かされた。場内は大ブーイングに包まれた。9回1死一、二塁も四球を選んだ。
佐々木は5四球と制球に苦しんだが、最少失点にとどめた。3回56球を投げ、3奪三振1安打1失点だった。防御率3.00。
チームは試合後にロサンゼルスへ移動する。23日(日本時間24日)からエンゼルスとオープン戦3連戦を行い、27日(同28日)にタイガースとの米国開幕戦に臨む。
(Full-Count編集部)
