大谷翔平のボールGET「家に飾ります!」 父親は唖然…10歳の野球少年に訪れた“幸運”

「本当はサイン欲しかったけど、無理かなあ…(照)」
【MLB】カブス ー ドジャース(19日・東京ドーム)
ドジャース・大谷翔平投手は19日、東京ドームで行われたカブスとの開幕第2戦に「1番・指名打者」で先発出場する。試合前にはキャッチボールなど投手としての練習を重ねた。終了後にはファンへボールを投げ込む“神対応”。見事ゲットした男の子は「すんごい嬉しかった」と目を輝かせた。
僥倖に頭が真っ白になった。大谷は2日続けて試合前にキャッチボールに登場。場内は割れんばかりの歓声が起きた。左翼フェンス付近で数分間、汗を流すと、スタンドのファンに向けてボールを投げ込んだ。幸運にもゲットしたのは10歳の水井颯良(そら)くん。「ずっと『大谷さああああん!』って叫んでて、もらえるか怪しくて……一度他のところに投げようとしちゃって、あーって思ったら」と諦めかけたが、「こっち向いて投げてくれて、すんごい嬉しかったです」と、大興奮に当時を振り返る。
大谷のことは「2歳の頃からファン」。実にファン歴8年を数え、「かっこよくて爽やかで、そういうところが好きです」と目を輝かせた。「本当はサイン欲しかったけど、無理かなあ……」と照れ笑い。それでも誰にも渡したくない大谷のボールだ。水井くんは「家に飾ります!」と断言する。
少年野球で自身もプレーし、左投げ左打ち、ポジションは投手と中堅/一塁手をこなす。憧れの大谷を真似してプレーはしてみるものの、「本当はフォームとか全部真似したいんですけど、まだ体ができてないからダメって言われて」と子どもなりの苦悩を明かす。
今回の開幕シリーズは父親がチケットを確保し、2人で東京ドームにかけつけた。もっとも、水井くんが大谷ボールをゲットした瞬間は別々の場所にいた。“お宝”獲得の報せに「驚くと思います」と白い歯を見せた。