佐々木朗希、初陣で露呈した“課題” LA記者は問題視「どんどん悪化している」

3回で5四球…押し出しでメジャー初失点
【MLB】カブス ー ドジャース(19日・東京ドーム)
長所と短所が露呈したデビューとなった。ドジャースの佐々木朗希投手が19日、東京ドームで行われたカブスとの開幕第2戦でメジャーデビューを果たしたが、3回に押し出しでメジャー初失点。最速100.5マイル(約162キロ)を記録するなど剛球ぶりを見せた一方で、5四球を与えて降板した。米メディアも“課題”を指摘している。
先頭のイアン・ハップ外野手に初球99.5マイル(約160キロ)を投じ、場内はどよめきが起きた。続く鈴木誠也外野手との対戦では、初球に100.5マイル(約162キロ)をマーク。フルカウントから99.3マイル(約160キロ)の直球でメジャー初となる空振り三振を奪った。3番のカイル・タッカー外野手も99.2マイル(約159.6キロ)の直球で中飛で押し切った。
2回には2つの四球を出して走者を背負ったものの、ミゲル・ロハス内野手の好守もあって無失点で切り抜けた。しかし3回、1死からジョン・バーティ内野手に初安打を許すと、ハップ、鈴木に四球を出して満塁の大ピンチ。タッカーに押し出し四球を与えてメジャー初失点を喫した。その後は2者連続三振と本領を発揮したが、2つの盗塁を完璧に決められる場面もあった。
地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番ジャック・ハリス記者は自身のX(旧ツイッター)を更新。「ロウキ・ササキの制球力問題は、どんどん悪化している。3回1死からの安打の後、3連続四球で押し出しになった」と速報した。他のLA記者もこぞって佐々木のコマンド問題を指摘している。
(Full-Count編集部)
