大谷翔平、東京Sは「本当にいい思い出」 お立ち台で大歓声「2連勝でいいスタート」

第3打席で今季1号「2連勝できたことが何よりうれしい」
【MLB】ドジャース 6ー3 カブス(19日・東京ドーム)
ドジャースの大谷翔平投手は19日、東京ドームで行われたカブスとの開幕第2戦に「1番・指名打者」で先発出場。5回の第3打席に右中間1号ソロを放つなど、3打数1安打1打点2四球だった。試合後にはグラウンドで行われたヒーローインタビューに登場。「本当に勝てて嬉しいですし、1本出てほっとしています」と話した。
5-2で迎えた5回1死、大谷が振り抜いた打球はバックスクリーン右へ伸びていった。スタンド最前列でキャッチを試みたファンの手に当たってグラウンドへ。ビデオ判定でも判定は覆らず、本塁打となった。
「本当に勝てて嬉しいですし、1本出てほっとしています。しっかり入るかなと思ったんですけど、少し微妙な感じになってしまったんですけど、でも打てて嬉しいなと」
日本開催の開幕シリーズで日本選手が本塁打を記録するのは、ヤンキース・松井秀喜が2004年3月31日に東京ドームで行われたデビルレイズ(現レイズ)との第2戦でマークして以来2人目となった。
第2戦では佐々木朗希投手がデビュー。3回1失点の内容だった。「気合いも入っていて、ちょっと力が入っているかなと思いましたけど、球速もでていていましたし、粘り強いいいピッチングだと思います」と称えた。
チームはそのまま深夜にロサンゼルスへ移動。オープン戦を挟んで、米国でのシーズンがスタートする。「東京で2連勝していいスタートが切れた。素晴らしい年になるようにまた優勝を目指して頑張りたい」と語った。
6年ぶりの日本開幕戦。プレシーズンゲームを含めると2本のアーチをファンに見せた、「本当にいい思い出になりましたし、またいつかこういう形で試合ができれば嬉しいので、今年も応援よろしくお願いします」。詰めかけたファンにメッセージを送った。
(Full-Count編集部)
