レイズ野手がネイマール彷彿の“過剰演技” 米大爆笑「スポーツ界の大根役者」
死球を受け一度は歩き始めたが突如グランドに崩れ落ちる
米MLBレイズのカルロス・ゴメス外野手が、試合中の“過剰演技”でファンたちの爆笑を誘った。先日行われていたサッカーW杯でブラジル代表のFWネイマールが、審判の目を欺くような過剰に痛がる演技で世界中で物議を醸したが、MLBでも本家を彷彿させるワンシーンがあった。
MLB公式ツイッターが「カルロス・ゴメスか、ネイマールか?」と爆笑の顔文字つきのメッセージとともに紹介した動画は4日(日本時間5日)のホワイトソックス対レイズ戦でのワンシーンだった。
1-1で迎えた6回2死三塁の場面で打席に立ったゴメス。相手先発ロドンと対峙し、カウント2-2からの5球目の時速96マイル(約154キロ)のファストボールがゴメスの脇腹を直撃した。
明らかな死球だったが、問題はここから。何事もなかったかのように一塁に左足を一歩踏み出したはずのゴメスは突如グランドに崩れ落ちた。直撃から1.7秒経過後の大げさな転げっぷり。地元テレビ局の実況も「ハッ」と思わず笑い声を漏らしてしまった。「これはどうなんでしょう?」と必死に言葉をつなげると、解説はこらえきれず「これは最高ですね」と爆笑してしまった。
その後、平然と立ち上がったゴメスはいたずらっぽい笑顔を浮かべながら、改めて一塁に向かったのだった。MLB公式ツイッターはゴメスの過剰演技をネイマールに例え、これにはファンも大ウケだった。
「涙が出てきたわ。何なのこれは」
「見事な俳優じゃないか!」
「どっちが上なんだ」
「爆笑だ」
「死球が来るとわかっていたね。それにしてもこの転倒は最高」
「どちらかといえば(プロレスラーの)リック・フレアじゃないか?」
「スポーツ界の大根演技を見るために欧州に行く必要がないなんて」
「これはMLBのネイマールだ」
「ネイマールなら両足をあげて転がるだろう」
試合は1-2でレイズは負けてしまったが、ネイマール顔負けのゴメスの演技は強烈なインパクトを残したに違いない。