大谷翔平、初回に左中間フェンス最上部直撃の二塁打　第2打席は大飛球も右飛

3試合連続「3番・DH」でスタメン出場

　エンゼルスの大谷翔平投手は5日（日本時間6日）、敵地インディアンス戦に3試合連続で「3番・DH」で先発出場。初回の第1打席で2試合ぶりのヒットとなるフェンス直撃の二塁打を放った。4回の第2打席もライトへの大飛球だったが、わずかにフェンスオーバーはならず、相手の美技で右飛だった。

　インディアンス先発は今季メジャーデビューし、9試合先発で5勝2敗、防御率4.73の成績を残している右腕シェイン・ビーバー。0-0で迎えた初回、大谷は2死走者なしで打席に入り、カウント2-2からの5球目、81マイル（約130キロ）のカーブを捉えた。打球はグングンと伸び、左中間フェンス最上部に直撃。悠々と二塁に到達した。

　第2打席は0-3で迎えた4回は無死走者なしの場面。2ボール1ストライクからスライダーを捉え、今度は右翼へ大飛球を放った。しかし、わずかに本塁打とはならず、フェンス手前でカブレラがジャンピングキャッチ。美技でヒットを阻まれた。

　大谷は3日（同4日）の同戦で2打席連続本塁打を含む4安打をマーク。しかし、4日（同5日）はサイ・ヤング賞右腕コーリー・クルーバーの前に4打数無安打に終わっていた。