田中将大が一発に泣く 5回途中1失点、今季最多タイ9Kも10勝目ならず
17日インディアンス戦から21回連続無失点で止まる
ヤンキース田中将大投手が5日(日本時間6日)、敵地レッドソックス戦に先発し、5回途中を1被弾を含む6安打1四球9奪三振1失点(自責1)だった。1点ビハインドの場面で降板し、今季10勝目には届かなかった。
地区首位レッドソックスとの大切な一戦で先発マウンドに上がった右腕は、サイ・ヤング賞左腕デービッド・プライスと投げ合った。田中は初回1死からベニンテンディに中堅へ二塁打を運ばれるが、ピアースとマルティネスを2者連続空振り三振。2回は先頭ボガーツに遊撃安打を許すも、1死から捕手ロマインが二盗を刺す好アシストを見せた。
3回は1死からベッツとベニンテンディに2連打されたが三塁は踏ませず。4回も先頭ボガーツを歩かせながらも後続3人を退けた。
互いに一歩も譲らず0-0で迎えた5回、1死走者なしで迎えたベッツに2ボールからの3球目88.7マイル(約143キロ)カットボールを左中間席を越える特大先制ソロ弾とされた。その後、2死から味方三塁手のエラーで二塁まで進めたところで、97球(59ストライク)を投げて降板した。