打線がつながらず惜敗のロッテ 井口監督「やっぱりつないでいかないと」

ロッテ・井口監督【写真:荒川祐史】
ロッテ・井口監督【写真:荒川祐史】

降雨の中で6投手を投入「ピッチャーは頑張ってくれた」

■ソフトバンク 3-2 ロッテ(7日・ZOZOマリン)

 ロッテは7日、ZOZOマリンでのソフトバンク戦に2-3で敗れた。2回に井上晴哉と角中勝也の連続ソロ弾で2点を先制するも、5回以降は1安打と打線が沈黙。試合後、井口資仁監督は「やっぱりつないでいかないといけない。チャンスでヒットが出ていない」と振り返った。

 試合中盤まで降り続いた雨の影響で「今日はピッチャーを注ぎ込んでいいと思っていた」と6投手を起用。6回からは中継ぎに配置転換した唐川侑己を投入。2014年以来の中継ぎ登板となった右腕は1回を無失点に抑えた。指揮官は「6回だったり、5回だったりで、流れを変えるところで、と考えています」と、今後も重要な局面で起用する方針を明かした。

 18日ぶりの先発マウンドとなった酒居知史については「もっともっと腕を振れると思います。チームが乗ってきた時に、抑えきらないとチームが乗り切れない」と、次戦以降に期待を込めた。

 同点に追いつかれた後の3回、4回と、走者を出しながらも打線がつながらず。「今日は2本のホームランだけでつなげなかった」と攻めきれなかった打線を悔やむ一方、「ピッチャーは頑張ってくれたと思います」と、ぬかるむマウンドでも奮闘した投手陣を労った。

(佐藤直子 / Naoko Sato)

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