巨人、阿部2ラン&坂本ソロ弾で阪神撃破 再びゲーム差「2」
ポレダ8勝目、守護神・澤村が1点リードを守り逃げ切る
巨人が10日、敵地での阪神戦で5-4と競り勝ち、再びゲーム差を2に縮めた。先発のポレダが7回途中5安打3奪三振3失点で8勝目(7敗)。6回には主砲阿部が2戦連発となる15号2ラン。8回には坂本が11号ソロで貴重な追加点を挙げた。
巨人は相手先発メッセンジャーから2回に2点を先制すると、6回無死一塁から阿部がライトスタンドへ2ランを放ち、リードを4点に広げる。
一方、ポレダは6回まで阪神打線を無得点に抑えていたが、1死から福留にレフトへヒットを浴び、ゴメスにも二塁打を許して二、三塁のピンチを迎える。ここで宮國がマウンドに上がるが、上本に四球を与えると、2死後に梅野にタイムリーヒットを浴びるなど3失点を喫した。
1点差に詰め寄られた巨人は8回1死走者なしの場面で坂本が相手3番手の安藤からレフトスタンドへソロ弾を運び、貴重な追加点を挙げる。
しかし8回からマウンドに上がった山口がピリッとしない。先頭の鳥谷に四球を与えると、暴投で無死二塁に。続く関本にセンターへヒットを浴びたところで澤村がマウンドへ。守護神はマートンの併殺の間に1点を失うと、福留にもヒットを浴びたが、ゴメスを三振に仕留めて1点のリードを死守。9回も2死一、三塁のピンチを迎えたが無失点に抑えて、巨人を勝利に導いた。
これで巨人は再びゲーム差を2に縮め、一方の首位・阪神はこの日DeNAに勝利したヤクルトに並ばれた。混セはまだまだ続きそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count