カーショー「ひどかった」 5失点KOを反省も…指揮官は及第点「正直感心した」

試合後、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
試合後、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

カーショーは今季初登板、4回5安打5失点

【MLB】エンゼルス 11ー9 ドジャース(日本時間18日・ロサンゼルス)

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手は17日(日本時間18日)、今季初先発となった本拠地・エンゼルス戦で4回5安打5失点。復帰戦を勝ち星で飾ることはできなかった。デーブ・ロバーツ監督は「全体的な球のキレには正直感心しました。球速も最近では一番出ていたと思います」と及第点を与えた。

 初回、連続四球などでピンチを招き、オハッピーの左前2点打で先取点を献上。2死後、ルーゴの左中間適時二塁打で3点目を許した。2回は3者凡退に抑えたものの、3回先頭・ウォードに左越えソロを被弾。4回はネトの右犠飛で5点目を許し、降板となった。ロバーツ監督は「コマンド(制球)が安定せず、2ストライクまで追い込むけど、そこから打ち取れなかった。今日は決め球が決まらなかった。久々のメジャーのマウンドということも影響したのかもしれない」と話した。

 長年バッテリーを組んでいたオースティン・バーンズがメジャー出場前提の40人枠から外れ、事実上の戦力外(DFA)に。復帰戦は新人捕手ラッシングとバッテリーを組んだ。「良かったと思います。ダルトン(ラッシング)もしっかりと試合を組み立てていた」と評価した。

 カーショーはメジャー18年目の37歳。修正のポイントはもちろん分かっている。「マウンドに戻れたことが本当に嬉しかった。ドジャースタジアムで投げるのは特別なこと。もっと良い投球をしたかったし、もっと良い内容にしないといけない。今日はとにかく制球が本当にひどかった。でも、修正可能だと思っているので、そこは前向きに考えている」と前を向いていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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