大谷翔平の驚愕逆方向弾に世界一監督も思わず「No！」　敵地放送局唖然「歴史的なものを目撃」

大谷17号に敵地放送局が伝えた称賛

【MLB】Dバックス 9ー5 ドジャース（日本時間20日・ロサンゼルス）

　敵地放送局も騒然となった逆方向弾だった。ドジャースの大谷翔平投手が19日（日本時間20日）、第3打席で3試合ぶりとなる17号を放った。メジャー単独トップに立つ本塁打に「私たちは歴史的なものを目撃している」と敵地放送局も驚きを隠せなかった。

　ドジャース劣勢で迎えた6回、右腕ファットが投じた外角スイーパーを逆方向にかっ飛ばした。大谷が打った瞬間、敵地放送局で実況を務めたスティーブン・バーシオーム氏は「レフト深くに飛びました。これは入るでしょう」と伝え、打球が左翼席に着弾後には「私たちは歴史的なものを目撃していると思わないといけませんね」と称えた。

　解説のボブ・ブレンリー氏は、実況から「彼みたいな選手をみたことがありますか？」と聞かれると「No！」と強めの口調で即答。2001年にダイヤモンドバックスをWS制覇に導いたブレンリー氏は「彼はユニコーンと呼ばれていますが、野球界で長らく彼のような選手は出現していないですね。そもそも、彼のような選手は今までにいたのでしょうか？」と躍動を続ける大谷に称賛を続けた。

　試合前時点でリーグ2位タイの15本塁打だったシュワーバーが、この日のロッキーズ戦で16号を放ち、大谷は一時並ばれていたが、逆方向への17号で再びリーグ単独トップに浮上。はやくも5月10本目の本塁打でシーズンに換算すると57発ペース。敵地メディアも称賛を惜しまない大谷がどこまで数字を伸ばしていくか注目が集まる。

（Full-Count編集部）