ド軍戦で珍ルール適用「初めて知った」　規則には明記も…ファン驚き「言われてみれば当たり前」

場内困惑の一幕

【MLB】メッツ ー ドジャース（日本時間24日・ニューヨーク）

　シティフィールドで23日（日本時間24日）に行われたメッツとドジャースの試合で、ルールを巡って場内が困惑する一幕があった。中継やネットでルールを知ったファンからは「意外と意識してなかった」「初めて知った」「そりゃそうだ」などと様々な声があがっていた。

　3回のドジャースの攻撃で1死一、二塁からベッツが右中間へ飛球を放った。メッツの右翼手ソトが落下地点に入っていたが、中堅手テイラーとぶつかり、その後、宙に浮いたボールをテイラーが好捕した。

　二塁走者のコンフォートは、ボールが宙に浮いていたタイミングでタッチアップ。メッツ側はコンフォートの離塁が早いのではないかと抗議したが、ビデオ判定の末に、審判はセーフと判定した。

　MLBの野球規則5.09（a）（1）では、タッチアップする場合、野手がボールに触れた時点でタッチアップが可能だと明記されている。なかなかクローズアップされにくいルールだが、ルールを知ったネット上のファンからは「勉強になった」「タッチアップのルール知らん人意外と多いのか」「よく考えてみれば、納得」「言われてみれば当たり前ですね」「このルールがないと、お手玉しつづければ点入らないもんね」などと多くの声があがっていた。

（Full-Count編集部）