元鷹の“お騒がせ”助っ人、弱小球団から自由契約…3Aで打率.116の大苦戦「精神状態が悪化」

元ソフトバンクのコラス
ホワイトソックス傘下3Aシャーロットは24日(日本時間25日)、オスカー・コラス外野手を自由契約としたと発表した。ソフトバンクに在籍していた2020年1月にメジャー移籍を目指して亡命。2023年にデビューを果たしたが、結果を残せなかった。
コラスは2017年5月に育成選手としてソフトバンク入り。当時は二刀流で「キューバの大谷」と注目されたが、翌2018年から野手に専念した。2019年6月に支配下登録され、7試合で打率.278、1本塁打、2打点。しかし、2020年1月にメジャー移籍を目指して亡命した。NPB球団の契約下にありながら無断で失踪し、その後ソフトバンクは自由契約とした。
2022年1月にホワイトソックスとマイナー契約。メジャーデビューとなった2023年に75試合出場で打率.216、5本塁打、19打点。しかし、昨季はメジャー定着できずに13試合出場にとどまった。
今春のオープン戦では故障もあって10試合出場。16打数4安打の打率.250、0本塁打、1打点とアピールできず、3月26日(同27日)にDFAに。マイナーで再契約したが、2Aでは15試合で打率.200、1本塁打6打点、3Aでは14試合で打率.116、0本塁打6打点と苦戦を強いられていた。
全米野球記者協会のフランシス・ロメロ記者は、「コラスは2023年のルーキーシーズンで期待に応えられず、その後、精神状態が悪化した」と伝えた。
(Full-Count編集部)