大谷翔平、3戦連発で5年連続20号到達　松井秀喜抜き日本人最多6度目…5月驚異の13発

大谷翔平、豪快弾で5年連続20号到達

【MLB】ガーディアンズ ー ドジャース（日本時間28日・クリーブランド）

　ドジャースの大谷翔平投手は27日（日本時間28日）、敵地で行われたガーディアンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第3打席でアーチを放ち、今季20号を描いた。3試合連続アーチでエンゼルス時代の2021年から5年連続の20号に到達した。

　3試合連続での初回先頭打者アーチを狙った第1打席は見逃し三振に倒れて“快挙”とはならなかった。2回2死三塁で迎えた第2打席は申告敬遠され、スタジアムはブーイングが広がった。

　第3打席は快音を響かせ、豪快な打球を左翼席に放り込んだ。打球初速104.5マイル（約168.2キロ）、飛距離362フィート（約110.3メートル）、角度39度の白球はスタンドまで届いた。

　自身6度目の20号到達は松井秀喜を抜いて日本人最多。チーム55試合目での20号到達は、2023年の68試合を抜いて自身最速となった。

　本塁打数ではカイル・シュワーバー（フィリーズ）、アーロン・ジャッジ（ヤンキース）に2本差をつけ、メジャー単独トップを走る。5月は13本目と絶好調で、シーズン60発超えにも期待がかかる。