アストロズ外野手、地面スレスレで“長打強奪” 敵ファンも「脱帽」の超美技

スーパーキャッチを披露したアストロズのジェイク・マリスニック【写真:Getty Images】
スーパーキャッチを披露したアストロズのジェイク・マリスニック【写真:Getty Images】

マリスニックの好守をMLB公式も紹介、ファンは「これぞダイビングキャッチ」

 今月上旬の“本塁打キャッチ”が話題となったアストロズのジェイク・マリスニック外野手が、10日(日本時間11日)の本拠地マリナーズ戦でも豪快なスーパーキャッチを披露した。地面スレスレで打球をもぎ取ったプレーをMLB公式ツイッター、インスタグラムが動画つきで紹介すると、ファンからは「キャッチ・オブ・ザ・イヤー」の声もあがった。

 マリスニックは5日(同6日)の敵地ドジャース戦でテイラーが放った中堅左への大飛球をフェンス上に左手を突っ込んで好捕。球団公式ツイッターが「The 強奪」と伝えた美技は、ファンから称賛を浴びていた。

 そして、この日も魅せた。2-2の同点で迎えた6回2死一、二塁の場面。マリナーズのシーガーが右腕コールから左中間へのライナーを放つと、中堅のマリスニックは猛然とダッシュ。最後は体を投げ出すようにして飛び込んだ。まさに地面に弾む寸前、マリスニックは左手を伸ばしてボールをキャッチ。失点を阻止する超美技に本拠地は大喝采に包まれ、マウンド上のコールも両手で拍手してから思わず頭を抱え込んだ。

 MLB公式サイトの解析システム「スタットキャスト」によると、マリスニックは3.9秒で64フィート(約19.5メートル)を走って落下地点に到達したという。捕球確率は38%と算出されたが、インパクト十分のプレーだった。

 MLB公式ツイッターは「捕球には精一杯のダイブが必要」との文言を添えて動画を紹介。すると、ファンからは「マリナーズファンだけど、脱帽だよ」「アメージング」「なんてこった!」「ナイスキャッチ……」「なんて捕球だ!」「これぞダイビングキャッチだ」と称賛のコメントが相次いだ。さらに、同じ動画を公開したMLB公式インスタグラムにも「えげつない」「クレイジーキャッチ!」「キャッチ・オブ・ザ・イヤー」「難しいキャッチだ」「ジェイク=スーパーマン」「信じられないキャッチだ。ブラボー」と脱帽の声が集まった。なかには「マリスニックは最も過小評価されている外野手のひとりだ」という意見もあった。

 アルトゥーベが離脱中のアストロズはその後、8回にコールがつかまって2-5で敗戦。同地区のマリナーズに痛い連敗となったが、好調の2位アスレチックスとはまだ4.5ゲーム差となっている。

【動画】これぞ「キャッチ・オブ・ザ・イヤー」! アストロズ外野手が魅せた地面スレスレのダイブ捕球!

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