大谷翔平を敵将も絶賛「グッド」　感銘受けた二刀流の躍動…思わず「だから良いんだ」

投げては1回無安打無失点2K…打っては3点三塁打＆26号

【MLB】ドジャース 13ー7 ナショナルズ（日本時間23日・ロサンゼルス）

　ドジャース・大谷翔平投手は22日（日本時間23日）、本拠地のナショナルズ戦に「1番・投手」で投打同時出場。投げては初回を1回無安打無失点2奪三振、打っては走者一掃の三塁打に加え、26号を放つなど4打数2安打5打点だった。ナショナルズのデーブ・マルティネス監督は「ショウヘイはグッドだったね」と賛辞を惜しまなかった。

　中5日で上がった復帰2戦目のマウンド。初回先頭のエイブラムズを初球で一ゴロに。ベッツの落球で走者を許したが、ガルシアJr.はスイーパーで復帰後初の空振り三振、4番のロウからカットボールで空振り三振を奪った。18球を投げて無安打無失点、無四球2奪三振だった。

　試合後にナショナルズ放送局「MASN2」に登場したマルティネス監督は「ショウヘイはグッドだったね。いい球を投げていた。スイーパーがとてもよかった。彼は効果的な投球をしていたし、立ち向かう。だから彼は良いんだ」と称賛の言葉を並べた。

　大谷は7回無死満塁で迎えた第4打席、右翼線を破る走者一掃の3点三塁打を放つと、8回1死一塁の第5打席、右腕ルトリッジの外角フォーシームを左中間へ運んだ。ボールは本塁打をキャッチしようとしたファンのグラブでグラウンドに戻ってきたが、ビデオ判定で二塁打から本塁打に覆った。8試合ぶりの一発に、本拠地は大盛り上がりだった。

（Full-Count編集部）