大谷翔平、日米通算300号 好相性“打者天国”で豪快アーチ…ド軍は乱打戦制す

第4打席で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
第4打席で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

“打者天国”クアーズフィールドでの一戦

【MLB】ドジャース 9ー7 ロッキーズ(日本時間25日・デンバー)

 ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地でのロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、日米通算300号となる27号2ランを放つなど、5打数1安打2打点だった。ドジャースは両軍14安打が飛び出す乱打戦を制し、2連勝とした。

 大谷は初回の第1打席では中堅後方への特大の中飛。3回1死二塁の第2打席では左飛に倒れ、4回1死二塁の第3打席では空振り三振だった。

 そして、3点リードの6回無死一塁で迎えた第4打席、左腕ロリソンの2球目のフォーシームを逆方向にはじき返すと、弾丸ライナーで左翼席へ。打球初速101.6マイル(約163.5キロ)、飛距離373フィート(約113.7メートル)、角度27度の日米通算300号本塁打(NPB48本、MLB252本)に敵地は騒然となった。8回先頭の第5打席は投ゴロに倒れた。

 リーグの本塁打王争いでは2位のエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)に2本差をつけてトップ。メジャー全体ではカル・ローリー(マリナーズ)、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)に次いで3位。シーズン54発ペースとなっている。

 標高が高く打球が飛びやすいとされるクアーズフィールドでは昨年54号を放つなど、試合前の時点で14試合で打率.407(54打数22安打)、4本塁打14打点、OPS1.208を記録。好相性の球場でまたも豪快な一発を放った。

(Full-Count編集部)

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