ダルビッシュ“闘志”「日本の皆さんはド軍」 歴代トップ204勝…初勝利に安堵

メッツ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】
メッツ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】

黒田博樹を抜く日米204勝も「同じレベルになったとは思えない」

【MLB】パドレス 5ー0 メッツ(日本時間31日・サンディエゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手が30日(日本時間31日)、本拠地・メッツ戦に先発登板。7回2安打無失点の快投で今季初勝利をあげた。日米通算204勝とし、黒田博樹氏を抜いて日本人投手として歴代単独トップ。試合後「同じレベルになったとは思えないですけど、数字で近づけて嬉しいと思います」と笑顔を見せた。

 この日、初回1死からビエントスに中前打を浴びるが、後続を断った。2回は1死からアルバレス、マウリシオを連続三振。3回、4回も3者凡退に抑えた。打線は3回までに4点を先制。援護をもらうと、その後も無失点に抑えた。

 6回まで毎回奪三振の快投。7回には先頭リンドーアを一ゴロ、アロンソを一邪飛、マクニールを左飛に抑え降板した。7回76球を投げ、2安打無四死球無失点7奪三振。防御率は6.46。降板時には“ユウコール”が沸き起こった。

 今季は開幕から負傷者リスト(IL)入りし、7月7日(同8日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦で戦線復帰を果たしたが、4戦勝ち星なし。前回登板の24日(同25日)のカージナルス戦では4回途中8失点と苦しんでいた。

 日米通算単独トップの204勝。「たくさん素晴らしい投手がいる中で野茂さん、黒田さんとそういう方達の背中を追いかけてきましたし、同じレベルになったとは思えないですけど、数字で近づけて嬉しいと思います」と笑顔を見せた。

 今季初勝利に「勝ててホッとしています」と笑顔。「日本の皆さんはドジャースに勝って欲しいと思っていると思うので、そこをちょっと僕たちはひっくり返したいなという気持ちはあるので一丸となって頑張りたいと思います」とライバルチームに闘志を燃やした。

 今季初勝利に「勝ててホッとしています」と笑顔。「日本の皆さんはドジャースに勝って欲しいと思っていると思うので、そこを僕たちはひっくり返したいと思っている」とライバルチームに闘志を燃やした。

(Full-Count編集部)

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